レモン一つでレモネードとレモンパイとレモンケーキを作る!

FP(兼USCPA)がレモンをレモネードにする(逆境を転機に変える)ヒントを書き連ねます。 毎週月・木曜日に更新。

食べてみる2ーハラタケ

最初からレモネードに出来ると分かってレモンを手に入れる人はいない。 皆、レモンを手に入れて、恐る恐る味わってから初めて、レモネードに出来る可能性を、探ることが出来るのだ。

 

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こんばんは。 Kiです。

今日のトピックは、「食べてみる」シリーズの第2回です。 (第1回のポストはこちら

 

ハラタケ

その名の通り、きのこです。

食べられます。

そしてもちろん、食べてみました。

 

買ったものではありません。

そこら辺で勝手に採ってきました。

 

生えていた様子はこちら。

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生えていた場所は、こんな公園です。

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息子を抱いて、買い物から帰る途中に通りかかった公園で、偶然発見しました。

 

とは言え、最初から、「ハラタケ」と分かった訳ではありません。 

 

パッと見た感じ、食べられるキノコにはみえませんし、食欲も湧きません。

 

そこで、いつも通り、種類を特定するために、ほんの少し持ち帰ることにしました。  

 

抱っこされたままの息子も、じっとこのキノコを見つめていたので、キノコに興味を持ってくれたに違いありません。(親の願望…)

 

さて、持ち帰ったキノコはこちら。

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キノコ自体が脆く、バラバラになってしまいました。

 

形もさることながら、裏面の茶褐色も、気色悪い。

 

しかし、ここでピーンときました。

 

「スーパーで売ってるマッシュルームに似ている!」

 

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そこで、愛用のヤマケイカラー名鑑「日本のきのこ」で調べてみると、ありました!

 

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ハラタケ!

種の特徴にはこう書いてあります。

 

「草地や芝生に発生し、しばしば菌輪をつくる。 優秀な食用菌で、ことに欧米人に好まれる。」

 

そして、味の説明

 

全体の味や香りは、マッシュルームと大差がない。  しかし野生のハラタケはあまり肉厚にならず、歯ごたえがない。 料理はヒダの色が薄くないものが適し、煮込むことによって料理にうまみが発揮される。パスタ類や肉料理のソースなどには非常によく合う。」

 

なるほど。

もし、今日採ったキノコが本当にハラタケなら、かなり美味しいはず。

 

その時、隣で様子を見ていた妻が言った言葉。

 

「何かキノコの鑑定グループみたいな所が見つかるといいよねぇ」

 

その通り。

 

でも、少し警戒してる。

私の鑑定が怪しいのは確かだけど。

 

そして、これまた第1回のニガイグチモドキと同様、見切り発車を決めました。

 

少し食べて、身体がおかしくなったら、やめれば良いと。

 

早速、調理開始。

まずは、かけらをボイル。

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あっという間に出来上がり!

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そして、前例にならい、まずは妻に食べてもらいます。

 

しかし、当然、嫌がる妻。 

 

「これから仕事があるから!!」

 

「ほんのちょっとだから大丈夫!」と、根拠もなく説得して、半ば強引に口に入れてもらいました。

 

そして、すぐに私も。

 

2人してモグモグ。

 

やがて、しかめ面しながらも妻が口にしたのは、

 

「美味しい!」

 

そして私も実感。

たしかに美味しい。

 

これは、やはりハラタケに間違いない。

図鑑の説明の通り。

 

マッシュルームに近い独特の旨味が、口に広がります。

 

本当に美味しい!!

 

このハラタケ。

実際にマッシュルームと同じハラタケ科に属するキノコ。

 

つまり、スーパーに売っているマッシュルームの野生版。

 

それが普通の公園に生えているのは驚きでした。

 

このハラタケを偶然見つけても、採って食べる人は、まずいないでしょう。

 

「採取した公園には大量に生えていたので、また採りに行こうかな。」

 

と思わせるくらい、美味しいキノコなので、もし見つけたら、採取してみて下さい。

 

と言っても、やっぱり怖いですよね。 私も、口にするまではほんの少しだけ、不安でした。

 

今回も最初の味見をした妻に感謝です!