挑戦してみる3ーStartup Weekend Tokyoその2
レシピと違うレモンを買ってしまった。 レモネードを作る苦労は増すが、諦めてはいけない。 とにかく何かは作れる。
2日目(8/4 土)ー チームの作業
2日目の会場は、東京ビッグサイト。
ここで行われている、Maker Faire Tokyoというモノづくり大好き人間達(Maker)が集まって自分の作品を展示するイベントの中で、2日目の作業が始まります。
そもそも、Start Up Weekend Tokyo(以下、SWT)に参加したのは、このMaker Faireがきっかけ。
一週間前までは、家族でこのイベントに遊びに来る予定でした。 既に入場券も購入済み。
そこへ、ふとMaker Faire のサイトを見て、SWTを発見し、その場で参加を決定。
でも、本音は、しっかり人に見せられるレベルのモノを作った経験もないのに、エンジニアが多く集まるSWTに参加しても、浮いてしまうのでは? と、不安で一杯でした。
そんな私の肩を押してくれたものは、妻と息子であり、そして、このブログでした。 参加すれば、ネタに出来る!
朝9:00。 宿題やったり、よく眠れなかったりで、殆ど眠れていませんでした。
Maker Faireの会場の一角の作業スペースに集合。
チームは、計4名。 全員男性。
Aさん(マーケティング専門)
Bさん(中小企業診断士)
Cさん(電気系エンジニア)
そして私(財務)
Aさん、Cさん、私の3人で、話し合い開始。
そしてBさんは欠席。
そう、チームが4人集まるのは、昨日が最後。
この日はBさんが欠席。 翌日はAさんが欠席予定。 4人集まりながら、実質3名のグループ。
いきなりハンデを背負ってのスタート。
ここからお昼過ぎまで、宿題としてまとめてきた各自アイデアを、キーワードにバラして、皆に共通するキーワードを元に、アイディアを組み立てていく。
この作業に午後まで掛かってしまいました。
そして、やっとまとまったアイディアは、
誰に対して?:
赤ちゃんを子育て中のママ
どんな悩み?:
ずっと家に赤ちゃんと籠もりきりで、誰とも話してないことすら気付かず、ストレスを溜め込んでしまう。
どうやって解決?:
ママの沈黙の時間を計測して、一定時間が経過すると、「ちょっとお友達とお話ししましょうよ」とお知らせしてくれる仕組みの開発。
こうまとめると簡単なのですが、この方向性を私を含めて皆がはっきり理解するまで、かなり時間がかかりました。
その後は、試作品開発。 どうやって作るかのノウハウを持つのはCさんしかおらず、私はお任せするより他ありませんでした。
そして、会場内を回って、音声認識の部品を探したり、お母さん方に、「赤ちゃんと2人きりな状況をどうやって乗り切ったか?」について直接つかまえてアンケートしたり。
お母さん方、有難い事に、1訊いた事に、10返してくれました。 やっぱり、子育て中の事となると、思い入れもひとしおのようです。
これで、終了の19:00をあっという間に迎えてしまいました。
その後もチームの3人で、明日の作業について話し合い。 帰宅したのは23:30。
ベッドに横になると、眠っていた妻が目を覚まして、「今日はどうだった?」
私: 「すごく神経使って、大変…」
頭がまだフル回転していて、殆ど眠れず、結局この日も寝不足で、3日目の朝を迎える事になりました。 (続く)