入院してみる1 ー 急性盲腸炎で緊急入院
レモネードを作った後も、レモンは図らずしも手に入る。
昨日の午後から、下腹部が徐々に痛み出し、夜中には我慢出来ないほどの痛みになってきました。
ベットの上でもがき苦しみながら、ふと頭に浮かんだのは、昼に食べた、中心がまだ赤かったハンバーグ。 息子にお昼を食べさせながら自分も食べたので、注意する暇もなく、口に頬張っていました。
そこからじわじわと、お腹が痛くなってきたので、食中毒かも、と思い、トイレに行き、踏ん張って、喉に指を入れて頑張りましたが、上からも下からも出ない。
夜中の痛みは、のたうち回る程の激痛で、救急車を呼ぼうか迷いましたが、迷っているうちに朝になりました。 痛みは引くどころか、酷くなる一方。
妻に近所の内科に連れて行ってもらい、お腹を抱えながら診察を受けました。 私はてっきり、食中毒と思い込んでいたので、ハンバーグの話も医師に伝えました。
触診やエコーの結果、言われたのは、「盲腸の疑い」でした。
最初は耳を疑いました。
自分が盲腸? 子供がなるんじゃないの?
でも、すぐに納得。 食中毒なのに、下痢もないし、吐くこともなかった。
早速、大きな病院へ紹介状を持って、血液や尿、心電図にCTを取った結果、盲腸だけでなく
その上部の腸も腫れていて、かつ、憩室炎(腸の壁にくぼみができて、そこに便などがたまって炎症を起こす病気)を起こしている可能性もあるとの事。
即入院を言い渡されました。
抗生物質を入れて、あまり効かないようだと、大掛かりな手術になるようです。
幸い、今は、抗生物質が効いているのか、痛みがやや引いて、こうしてブログを書けるのですが、病院に来る前の痛みは、本当にハンパなかったです。
急性盲腸は、怖いです。
前日の朝など、元気だったし、いつもの通り、早朝に鎌倉を山歩きしてました。 なのに、午後からはすぐに痛みが現れて、夜にはマックス。
症状が現れた時に、家にいて、妻もいてくれたから良かったけれど、これがもし、海外だったり(保険でカバーできるのか?を悩むと思う)、登山中だったら、と考えると恐ろしい。
病気らしい病気をしたことのない自分にも、思いがけない身体の変化があるのだ、という事を、知るきっかけになりました。