作ってみる1 ー ボルシチ? ミネストローネ?
レモネードを作るなら、料理は出来なければ!
我が家は、妻がメインで食事を作ります。
例外は、息子が生まれた昨年の夏でした。 一人暮らしをしていた7年前以来初めて、日々の食事をしっかりつくり続けました。
「食べてくれる人がいて、美味しいと言ってくれる人がいるのは、料理する上での最高のモチベーションだな。」
その時の気づきが、これでした。
主婦の方からは、
「当たり前!」
「気づくのが遅い!」
「そもそも、そんなことで感動しているのは、時間に追われて子供の分まで作って食べさせている主婦の気持ちが分かってないから」
と、お叱りを受けそうですが、はい、その通りです。 スミマセン…
では、一人暮らしの時の料理のモチベーションはと言うと、
「何でもいいから、無心でやれる事があるのは助かる。」
当時は、体調を崩して、仕事を辞めて時間がたっぷりとあったので、元気になってからは何もない時間がとても苦しく、作ること自体に救われる思いでした。
今は、ありがたい事に、自分の気が向いた時に、作ってみたいものを作れています。 (はい、甘いです。 スミマセン…)
そこで、今日は(チキン)ボルシチを作ってみました。 (前回のブログでは、ポルチーニ。今回ボルシチ。 何かある予感…)
鎌倉の農連市場で見つけたビーツ。
大きめのもので1つ200円。
(ボルシチレシピ 6人分)
まずは、圧力鍋に、スライスしたにんにくをオリーブオイルで炒めます。
次に、塩、コショウ、小麦粉をまぶした鶏肉を入れ、炒めます。
焦げ目がついたら取り出し、別の皿に移します。
そして、小さめに切ったじゃがいも、にんじん、キャベツ、玉ねぎ、ビーツを炒め、しんなりしてきたら、トマト缶とすりおろしたビーツを投入して、更に炒めます。
約1リットルの水とコンソメを投入し、ふたをして、10分加圧します。 時間が来たら火を止め、ピンが自然に落ちるまで待ちます。
最後に、塩で味を整えて出来上がりです。
で、まずは妻に食べました。
前回記事の「偽ポルチーニ」と違い、今回は何の心配も要りません。😅
妻の一言。
「ん、これ、ミネストローネ?」
がーん
はっと気づきました。
「オリーブオイルで炒めて、トマト入れたら、そりゃ、ミネストローネになるはずじゃないか!」
せっかく買ったビーツは、オリーブオイルの中で、無残にもロシア料理ではなく、イタリアンに相成ってしまいました。
色んなレシピ見ても、オリーブオイル使ってるんですけどね。 バターの方がいいのかな?
肉はやっぱり牛肉?
妻は、結局、この料理を、ボルシチとは呼んでくれませんでした。 自分で食べてみても、やはり、これはミネストローネの味です。
そもそもボルシチって、どんな味だっけ?
お店で食べたのは、もう10年以上前のはず。
ですので、まずは、お店でボルシチを食べに行ってきます。 知らないことは、素直に認めて、出来る人に尋ねた方が早いので。